野田家具 花ゆら
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社長ブログ - 工業デザイナー 水戸岡鋭治さんのお話です -

先日、工業デザイナー 水戸岡鋭治さんの講演が熊本でありました。水戸岡さんは九州新幹線「つばめ」、豪華寝台列車「ななつ星」等さまざまなデザインをされていますね。私は講演会には出席できなかったのですが、新聞に要旨が載っており、ある一節がとても印象に残りましたのでご紹介いたします。

「デザイナーの仕事は、自分の思いを表現することではなく、多くの人の思いや希望を理解して、形に置き換える”代行業”。製品でも作品でもなく、商品でなければならない。アーティストとは違う。」この言葉には水戸岡さんには大変失礼かと思いますが、hanayuraの私たちの使命の考え方に共通していると思いました。私たちもお客さまと接する時には常に私たちの価値観だけを押し付けるのでなく、お客さまにとって最高に良い商品を提案するために、さまざまな角度からお話しをお伺いし提案する事を心がけております。hanayuraから購入して頂いた商品がお客さまのお住まいにお届けされて私たちは最高の商品をお届けできてよかったと思ってもお客さまが「失敗した」と思われるほど悲しいことはありません。またhanayuraでは見積書でなく、提案書という形でお客さまにお渡ししております。これは、社内的な理由が主です。hanayuraの商品はセミオーダー出来るものが多いのですがその中でお客さまに言われた商品だけで話をすすめるのではなく、少し変更することでお客さまにとって使い勝手が良くなったり、価格を抑える等をお客様に提案する事を心がける為です。

水戸岡さんの考えを少し聞いただけで(文面ですが)次回、新幹線の「つばめ」に乗った時は良い意味で今までとは違った感覚で乗れそうで楽しみです。(ななつ星も乗りたいのですが・・・)

また、「デザインで大事なのは感動があること。感動が生まれる舞台を作ると、そこで働く人も最高の仕事をしようとする。利用者と働く人に舞台を提供することが、デザイナーの仕事だ」と述べられていました。 デザイン→経営 デザイナー→経営者 に置き換えると私の心に深く響く言葉でした。

水戸岡さんとは関係ありませんが以下の写真は1995年に発売が始まったクレセントチェアです。デザインは佐々木敏光さんです。22年経った今でも人気のあるチェアです。このチェアには感動があるのだと思います。飛騨高山の職人さんの技術を最大限に生かした曲げ木と繊細に作りこまれたデザインにより細部まで職人さんが丸みを作り上げています。このチェアを見たとき、座った時、手に触れた時のお客さまの感動、お客さまが喜んでいただければ、私たちが感動します。